日本語用論学会

第2回語用論グランプリが開催されました

 第2回語用論グランプリが2023年9月9日(土)に早稲田大学にて開催されました。出場者は、山本英一先生(関西大学)、首藤佐智子先生(早稲田大学)、柴崎礼士郎先生(明治大学)、大塚生子先生(大阪工業大学)、谷口一美先生(京都大学)、名嶋義直先生(琉球大学)という各分野を代表する6人の先生方。2つのグループステージに分かれて、それぞれの分野・視点から語用論について熱く語っていただきました。
 1人あたり10分という短めの制限時間でしたが、それでも各出場者のトークは語用論の面白さと拡がりを十分に感じられる内容で、対面会場に来てくださったオーディエンスの反応も上々。加えて、司会の竹田らら先生と畑和樹先生から出場者に投げかけられる質問(ツッコミ?)の鋭さもあいまって、会場は独特の盛り上がりを見せてくれました。
 決勝ステージでは、首藤先生と名嶋先生がファーストステージとは別の内容で新たにトークをしてくださり、オーディエンスの投票により首藤先生がグランプリ、名嶋先生が準グランプリに輝きました。首藤先生はオンラインによるご出場であったため、残念ながらその場でトロフィーと賞状をお渡しすることはできず、後日事業部委員よりお渡ししました。
 ハイブリッド形式で開催したため、オンラインの参加者が多く、皆さまのお顔を直接拝見してその満足度をうかがい知ることは出来ませんでしたが、イベント終了後には「面白かった」「定期的に開催してほしい!」「もっと聞きたかった」という声がいくつも寄せられたため、一定の成果はあったと思われます。また、今回は非会員も参加できる公開形式で開催したため、参加者の半数を非会員が占めるという結果になりましたが、裏を返せば、それだけ語用論の裾野を広げることに貢献できたと言えるかもしれません。今後も事業部では様々な事業を展開していく予定ですので、どうぞ奮ってご参加ください。

 

 

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