日本語用論学会

投稿規定・スタイルシート

Ⅰ.投稿について

1. 投稿資格

  1. 投稿は会員に限るものとする。
  2. 著者が複数いる場合、少なくとも筆頭著者は会員でなければならない。

(会員でない場合は、応募に先立って入会手続きをとること。会員資格の不備や未納の会費があった場合は、査読プロセスに入らないか、または査読プロセスを停止する。)

2. 投稿原稿の種類

受け付ける原稿の種類は以下の3区分とする。(投稿の際に、原稿の種類を指定すること。但し、審査後に編集委員会が種類の変更を求めることがある。)

  1. 「研究論文」(research paper)
    独創性と新規性があり、語用論研究の進展に貢献する実証的あるいは理論的研究。
  2. 「研究ノート」(research note)
    今後の展開を念頭に置いた萌芽的論考や、当該分野の研究を活性化させる契機となりうる
    知見をまとめたもの。
  3. 「ディスカッション」(discussion note)
    本学会の刊行物である『語用論研究』や『大会論文集』をはじめ、語用論研究と関連する
    分野の学会誌等に掲載された論文、研究ノート等に関する学術的な所見・反論等。

3. 剽窃・二重発表(不適切な自己引用)・二重投稿・サラミ論文などの禁止

  1. 剽窃は禁止する。
  2. 投稿論文は未発表の論文であること(二重発表・不適切な自己引用の禁止)。ただし、すでに口頭で発表したもの(Proceedings、発表予稿集)などに十分な相応の加筆・修正を加えた原稿は、審査の対象となる。
  3. 二重投稿は禁止とする。また、同一号に筆頭著者として複数の論文を投稿することや、同じ年度の日本語用論学会大会で発表を予定している発表前の内容を投稿することは認めない。また、他学会へ同一時期に同じ内容の論文を提出することも禁止する。
  4. サラミ論文(1本の論文として発表可能な論文を複数の論文に分割して発表すること)は禁止する。

  以上に抵触するかどうかの判断は、編集委員会が行うものとし、「否」の場合は、査読以前に投稿者へ返却することがある。

4. 使用言語

  1. 使用言語は原則として日本語または英語とする。
  2. 母語でない言語で書かれた原稿(および部分)は、事前に相応のネイティブスピーカーによる誤り等のチェックを受けること。また、大学院生などで指導教員がいる場合は、事前に内容や表現の十分な指導を受けること。

5. 投稿期限

    原則として、毎年4月ないし5月とする。詳細は学会ウェブサイト上で案内する。

6. 送付物・送付方法

    送付方法と送付先はウェブサイト上で案内するので、それに従って提出すること。

7. 採否決定

採否決定は投稿期限から5ヶ月以内を目途に行う。修正後、再審査の上、採否を決定することがあるので、編集委員会決定に従うこと

8. 著者校正

  1. 執筆者による校正は初校のみとする。
  2. 校正の際、内容の変更を伴う原稿への加除は認めない。

9. 掲載決定執筆者への贈呈

論文が掲載された執筆者には、別に1冊贈呈する。抜き刷りを希望する場合、費用は執筆者の負担とする。

Ⅱ.フォーマットについて

1. 用紙・分量・書式など

  1. 原稿はすべてA4判の用紙を使用する。
  2. 用紙には、上下各3cm、左右各2.5cmの余白をとる。
  3. 書式はすべて横書きとし、日本語の場合は1行38文字、1ページ32行、英語の場合は12ポイントで1ページ32行とする。
  4. 原稿枚数は、注、参照文献を含めて、以下の長さを超えないものとする。
    「研究論文」は20ページ以内、「研究ノート」は10ページ以内、「ディスカッション」は5ページ以内。
    (査読の結果、修正後採用となった場合には、修正による1割程度の増ページを認める。)

2. レイアウト

  1. 1ページ目はタイトルの後1行アケで氏名欄、その後2行アケでアブストラクトと続ける。
  2. アブストラクトは、本文が日本語の場合は英語で、本文が英語の場合は日本語または英語で書く。分量は、ともに8行以内、英語の場合、約100ワード。
    (但し、「ディスカッション」ではアブストラクト不要。)
  3. アブストラクトの後、さらに2行アケでキーワード、そのあと2行アケで本文を続ける。
    (但し、「ディスカッション」ではキーワード不要。)
  4. 各節の前は1行アケる。
  5. 見出しのサブセクション番号は、1.1. のように、数字の後にピリオドを置く。
  6. セクションの「はじめに」や「序論」は、0. でなく1. で始める。
  7. 例文の前後は1行アケる。
  8. 採否決定前の投稿論文本体には、氏名、謝辞を書かない。

3. 注

  1. 注は参照文献の前にまとめて付ける。
  2. 注番号は、1, 2, 3 のように、括弧を用いない数字だけとする。

4. 参照文献

  1. 参照文献は論文の最後に置く。用語は「参照文献」とし、「参考文献」「引用文献」という言い方は採らない。
  2. 参照文献は本文中で引用・言及したもののみとする。
  3. 英語の文献と日本語の文献を分けずに混在させて、アルファベット順に並べること。
  4. 共著者の表記について、英文では & ではなく and、日本文では ・(なかぐろ)とする。
  5. 雑誌については日本語、英語とも、巻数、号数、ページ数を明記する。
  6. 英語の文献名で、語頭については、内容語は大文字、機能語は小文字とする。第1語の語頭のみ大文字であとは小文字という形式はとらない(下記hの例参照)。
  7. 採否決定前の投稿論文に投稿者本人の著作を多数挙げて本人と分かるような書き方はしない(下記iを参照)。
  8. 参照文献の書式は以下の例にならう。
    Grice, H.P. 1989. Studies in the Way of Words. Cambridge, Mass.: Harvard University
          Press. 
    Hopper, P.J. 1979. “Aspect and Foregrounding in Discourse.” In T. Givón (ed.) Syntax and
        Semantics 12: Discourse and Syntax,
     213-241. New York: Academic Press. 
    Horn, L. R. 1985. “Metalinguistic Negation and Pragmatic Ambiguity.” Language 
          61(1), 121-174. 
    小泉 保. 1990. 『言外の言語学―日本語用論―』東京:三省堂. 
    無藤 隆. 1983.「言語とコミュニケーション」、坂本 昂 (編)『思考・知能・言語』(現代基礎
          心理学)、7、161-189、東京: 東京大学出版会.
    野崎 昭弘. 1995.「言葉と言葉の間」、『言語』24(2)、62-69. 
    Watts, R.J. 2005. ”Linguistic Politeness Research: Quo vadis?” In Watts, R.J., S. Ide and K.
          Ehlich (eds.) Politeness in Language: Studies in Its History, Theory and Practice (2nd
          edition), xi-xlvii. Berlin and New York: De Gruyter Mouton.
  9. 投稿時における投稿者本人の論文等は次のような表記とし、リストの最後に載せる。
    (名前を「投稿者」として発行年のみを記し、タイトル等は伏せる。)
    投稿者. 2013.
    投稿者. 2016.

2021年10月3日 以下の諸点を修正・変更
 (投稿原稿の種類、剽窃・二重発表(不適切な自己引用)・二重投稿・サラミ論文
などの禁止、投稿期限、採否決定)
2016年11月15日 以下の諸点を修正・変更
(規定の名称、項目立て、英語版との対応
「投稿資格」「二重発表・二重投稿の禁止」
「使用言語」「投稿期限」「採否決定」
「用紙・分量・書式など」「参照文献」)
2016年3月6日 投稿先の変更
2014年4月22日 投稿先の変更
2014年3月8日 最終原稿の項目を削除
2014年3月6日 投稿先の変更
2013年3月4日 投稿先の変更
2011年12月3日 投稿方法の変更
2010年12月23日 投稿原稿の種類変更
2009年12月23日 参照文献項目修正
2008年9月29日 投稿締切変更
2008年5月3日 暫定版修正
2008年2月19日 暫定版
2007年1月7 日改訂

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