第1回 語用論グランプリ!開催。優勝は井上逸兵さん
日本語用論学会第21回全国大会で、「第1回 語用論グランプリ!」が開催され、6名の論者が熱い「戦い」を繰り広げました。ファーストステージでは、それぞれ、西田光一さん(新グライス派)、松井智子さん(関連性理論)、井上逸兵さん(社会言語学)、大堀壽夫さん(認知言語学)、椎名美智さん(歴史語用論/ポライトネス)、西阪仰さん(会話分析)が専門分野の観点から興味深いお話をしてくださいました。グループそれぞれのやり取りも和気あいあいとして和やかな雰囲気で行われました。ファイナルステージの結果、オーディエンスのコインによる投票形式で、優勝が井上逸兵さん、準優勝が椎名美智さんに決定しました。複数の視点から語用論にまつわる現象を、超一流の先生方から聞くことができ、大変贅沢なイベントだったという声を多くいただきました。また滝浦真人さんによる軽妙な解説も好評でした。ご登壇の先生方、お集まりいただいた皆様、どうもありがとうございました!
(鍋島 弘治朗)